ジョン・カサヴェテス「こわれゆく女 A Woman Under the Influence (1974)」

 先日、イメージ ホーラムでジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」
を見た。十年前にビデオを買って見たがその後全く見返してなかったので
ほとんど忘れていた。登場人物がコミニュケーションできず、いがみあう
映画なのでけして読後感はよくないが、何かある無視できない映画である。
製作年が1974年でアメリカがベトナムから撤退した頃を考えると、
アメリカの病んだところが映画にでているのかも。同じカサヴェテスの映画でも
ラヴ・ストリームス Love Streams (1984)はまだ気楽に見れるし笑える
のでこっちの方が好きだ。